【半音階表現編】レッスン音源演奏その2(G.ベームのカプリチオ第2部) [発表会対策:鍵盤楽器編]
チェンバロレッスンの簡易報告&音源upの第2回目である今回は、
この(いわば第2楽章ともいうべき)展開、特に(階名読みで)「ド・レーレミーーファソーーー」と上昇する新たな主題の「ミ」の辺りから付随して「ドーシ♭ーラーラ♭ー」と下降して演奏される「半音階的対主題」をどのようなアーティキュレーションで弾くか?がポイントとなりました。
これにつき、結論から書くと、半音階部分、特にこの矢印「↓」で示す、
3番目と4番目の音の間をオーバーレガート気味に(つまり「響きを濁らせて」)弾くと、より半音階らしく聞こえる、ということです。
また、(上昇する)新主題の「最初の音の音価」も問題でして、これは弾く速度によっても異なるで
しょう、とのことでした。イメージとしては、弾く速度が速いほど(より)短くなる、というところでしょうか。
なお、演奏時間につき、当初は「6分以内で弾くこと」が必須かと思い、その場合この楽章を速めに弾こうかなと思ったので、その旨質問してみたところ、(6分台であれば)多少オーバーしても全然OKとのことでしたので、思わずほっとしました(あぁ良かった(笑))。ちなみに今回の「おさらい演奏」は6分半くらいでした。
以上を踏まえて、おさらい演奏の第2部を聴いてみましょう。
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いやぁ余り上手く出来てませんね(汗)、、というか頭がパニクってミスってますね(汗)
要するに、
アーティキュレーションを変えること=すなわち=(それまでの)自分の意識(ないし「価値観」)を変えること
でして、第1部もそうでしたが、それまで練習して(血肉化しかかっている)アーティキュレーションを急に変えようとすると、このように「今まで弾けていたところでも(環境の変化に脳が付いて行けずに)ミスってしまう」という現象が生じるのが面白いところです(「楽器が違う」ところも結構大きな要因ですが・・・本当、先生宅のこのブルース・ケネディ作の楽器は凄くタッチが軽い&反応が良いです。イメージとしては「ゴルゴ13が使っているライフル銃」のような感じでしょうか(笑))。
では次は、プレスト的な第3楽章ですね。これもまたアーティキュレーション論になりまして、先生のお手本演奏でのアーティキュレーションは素晴らしかったです。
それではまた♪
おはようございます!
サロンと呼べるところで聴きたい曲ですね♪
お茶でも飲みながら 肘掛け椅子で・・・
騒々しい我が家とは異次元の音色ですねぇ(^^)
by ちゅんちゅんちゅん (2015-04-10 08:00)
ちゅんちゅんちゅんさん、いらっしゃいませ♪
( ^-^)_旦~
どもども、感想ありがとうございます。
音源に対するレスを久し振りにいただけて凄く嬉しいです。
なるほど、、、春の麗らかな日差しが当たるサロン(絵の飾ってある談話室など)で、肘掛け椅子に座ってのんびりと紅茶でも飲みながら・・・って感じですかね、、あぁいいですね。息子らがぎゃーぎゃー騒いでいる我が家とも異質の世界です(爆)
by koten (2015-04-10 19:07)