チェンバロ発表会近し(WTK第1巻第8番BWV853) [発表会対策:鍵盤楽器編]
と言うわけで、あっという間に4月ですね。
最近はチェンバロ発表会の準備で日々練習しているこの頃です。
今回の発表曲はバッハのWTK第1巻の第8番(前奏曲とフーガ、変ホ短調)ということで、
譜読みが結構大変です・・・相変わらず楽譜は書き込みで汚くしてます(汗)。
フーガの仕上がり具合は現在こんな感じです。このフーガ、主題が非常に美しいのですが、反行形、ストレッタ、拡大形ありと、可成りの難曲です。
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4分20秒頃にミスって半分崩壊してますが(汗)、何とか停止の危機だけは何とか乗り切りました。本番はもう少しゆっくり目に演奏した方が良いですかね・・・
そんなこんなで頑張ります・・・以上、近況でした。
このリズムはどこかで聞いたことがある?~次回発表曲~ [発表会対策:鍵盤楽器編]
今日(18日(金))は台風が懸念されましたが、こちらは運良く、通勤時に傘をささずに済みました。やれやれです(^_^;
チェンバロ発表会の出演曲ネタを続けますが、
前回upしたフーガ部分に続く「後奏曲」につき、この
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出だし「ツタタタタララ」×3のリズムは、何かのゲームの「開始音」として聞いた覚えがあるのですが、
このゲーム名が分かる方、いらっしゃいますか? (^_^;)
この曲のこの部分を弾いたとき思わず「あっっ、これってゲーセンのゲームの開始音だ!」って気付いて(笑)しまったんですよね。でも、そのゲームが「パックマン」だったか「クレイジークライマー」だったか、はたまた「ドンキーコング」だったか、その辺の記憶が曖昧なんですね、今となっては。
なので、コメント欄にて情報お待ちしております m(_ _)m
フーガ練習録~次回発表曲~ [発表会対策:鍵盤楽器編]
いやぁ、今日(15日(水))も快晴で暑かったですねぇ(^_^;;;;)・・・もう直ぐ台風接近で荒れそうではありますが。
9月のチェンバロ発表会の出演曲につき先生に打診したところ、ベームを弾く人は今のところ他に誰もいないとのことなので、ト短調前奏曲に無事決定されました(自分祝!)。
ということで、その後は平日練習が出来ていないのですが(泣)、自分を鼓舞する意味も込めて、休日に練習録音したフーガ部分の音源をupしてみたいと思います。
前にupしたように、出だしがこんな感じです。
では、主に自分反省用の音源で(笑)、今回も調律は「ケルナー」です。
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はい、もう少し練習しないとイカンですね、私! (^_^;)
それでは、、、、発表会に向けて、頑張れ私!!!♪
次回発表曲(ゲオルク・ベームの前奏曲ト短調) [発表会対策:鍵盤楽器編]
いやぁ、今日は打って変わって快晴で、まるで梅雨が明けたかのような天気&暑さでしたねぇ(しみじみ汗 (^_^;;;;)
さてさて、私、9月半ばのチェンバロ発表会に出演する予定でして、
曲目は、このゲオルク・ベームの前奏曲(または「前奏曲・フーガと後奏曲」)ト短調にすることに決めているのですが、
纏まった時間が取れずに運指書き込みと練習がナカナカ出来ませんでした(汗)。
しかしながら、ようやく今日(重い腰を上げて(汗))、数時間の運指書き込み&練習をすることが出来ました。
とりあえず、一番やっかいなフーガ部分の運指が全て書き込めたので、やれやれという感じです。
発表会まで約2ヶ月ありますが、徐々に本腰モードに移行できればと思います。
では、頑張ろう私!!
発表会の簡易報告(音源あり) [発表会対策:鍵盤楽器編]
チェンバロ発表会、無事終了しました。今回も昨年に倣って報告記事を書くことにします。
http://justintonation.blog.so-net.ne.jp/2014-04-28-1
(↑昨年の発表会報告記事)
<<当日のタイムスケジュール>>
12時前後からの9分間:私の直前リハ
14時15分頃:開演
独奏の9番目に私の出番
16時過ぎくらい:終了
17時頃から飲み会(陰謀暴露論で大いに盛り上がるw)
<<当日使用したチェンバロ>>
昨年同様、会場入口から入るとこんな感じの光景です(チェンバロの写真は昨年に撮ったものです(汗))。
今回もこのスコヴロネック氏製作による右側のチェンバロ(↓これ)
の他に、会場左側のカルマン氏製作による
この美しいチェンバロも借りることになり、発表者は自分の好きな方(弾きやすい方)を選べるというスタイルでしたが、今回は昨年と異なり、スコヴロネック・チェンバロを選択する人が多かったです。
<<その他会場の楽器>>
中村先生の春のチェンバロ発表会は、先生宅で行われるのが恒例なのですが、今回も昨年と同様、外部(古楽研究会)の会場を借りて行われました。この古楽研究会の建物は、日本のチェンバロ音楽黎明期における草分け&第一人者であるチェンバロ奏者の(故)鍋島元子先生が所蔵されていた楽器コレクションがあり、今回使用した1階spaceでは、上記2台の楽器の他に、フォルテピアノやイタリアン・タイプのチェンバロが置いてありました。
<<演目等>>
演目の順序は、
チェンバロ独奏(全10名)
↓
2台チェンバロのアンサンブル(3名が交代で演奏)
↓
バロックヴァイオリン奏者の阿部まりこさん賛助出演によるチェンバロ通奏低音発表(4組))
でした。
演目は、昨年に比べてバッハ曲が少なくなり総3組(内訳:①フランス組曲第2番よりアルマンドとメヌエット、②フーガの技法より第11コントラプンクトゥス、③チェンバロ協奏曲第7番ト短調より第1、第3楽章(2台チェンバロ))で、他はヘンデル(エアとドゥーブル、ニ短調)、G・ベーム(カプリチオ)、ロワイエ(仏)(スキタイ人の行進)、ラモー(ムーサたちの語らい)、パーセル(ロンド、新しいグラウンド)、モーリー(パヴァーヌ)、などが演奏され、通奏低音ではコレルリ(フォリア)、クープラン(第3コンセールよりシャコンヌ)、ビーバー(サラバンドヘ長調)、ヴァルツァー(かっこうの鳴きまね)の曲が演奏されました。
<<自分の演奏とその結果>>
今回は、数日前からの練習時間を割と長く確保できたこと、バッハ曲でなかったこと等もあって、それほど緊張することもなく、(ミスはあったものの)割と良く弾けたのではないかと思います。
総じて、このブログを始めてから、何か「自分は明らかに「王道ルート」に乗って歩み出しているなぁ」としみじみ感じます。
具体的には、
(1)純正律を身体(さらには魂?)に染みこませることにより、自分の身体から「王道オーラ(?)」のようなモノが出始めて、(どんなに控えめに見ても明らかに)以前と比べて自分の言動や行いに「正々堂々」とした雰囲気が出て来たと感じられ、さらには様々な「良いもの」(例:「超小食」などの以前は気にも留めなかった貴重な情報、後述のクラヴィコードなど)を引き寄せることができるようになったこと(例:「これは凄い!」、「これは重要だ!」、「これは是非実践すべきだ」等、良いモノを素直に「良い」と感じることができるようになった)。
(2)チェンバロよりも難しいクラヴィコードに馴染み&慣れることにより、チェンバロのアーティキュレーション表現が以前よりも苦労せずに(さらには「楽しく」)出来るようになったこと。
(3)小食(プチ断食)の実践により生命力up(その他各種効用)が得られ、演奏のみならず仕事や日常生活全てにおいて充実感や効率up等が得られるようになったこと。
が、現在の状況です。 この先は、いわゆる「不老不死」や「超能力(=休眠DNA)開花」などの展開が多いに期待できますね(笑)。
では、今回も本番演奏をupします。最後の速い楽章では(オクターブ高い)4フィート弦をも使った「1鍵盤=弦3本」のレジスタで弾いています。
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それと、今回の打ち上げ飲み会では、いわゆる「陰謀暴露」論の話題で結っっ構盛り上がりました。。。私以外にも陰謀暴露論を勉強している人が結構いて、やはり古楽を勉強している人は意識が高いなぁと改めて感じた次第です。
それではまた♪
【仕上げ編】~G.ベーム&アーティキュレーションの★を掴め!! [発表会対策:鍵盤楽器編]
4月19日の発表会、いよいよですね。
今日は4~5時間おさらい練習して、大分落ち着いて弾けるようになったのですが、何と言っても本番で使う楽器は、家のものとは全っっっっっ然違いますからねぇ(汗)。
なので、「一応これくらい弾けるようになりました」という証拠ないし遺書(笑)を残すべく、フル演奏音源をupしておきませう。(例によって家族の者の作業音が入ってます。。。今回は長男の釣り具をいじる音です。)
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ミスはありますが止まらないで弾き切れたし、本番でもこのくらい(←初めての楽器でここまでは弾けないでしょうから(汗)この8割程度くらい?)の出来で弾ければまぁ良いのではないかと思います。
(ひそひそ・・・しかし本当、小食&クラヴィコードの威力は絶大ですね(感心)、、、小食を習慣化した結果、体力と根気が付いて来たし(この録音は夜のtake8ですが、未だ全然疲れておらず、集中力が持続してます)、クラヴィコードのタッチに慣れてくるとチェンバロのアーティキュレーションの付け方も以前より楽に表現できるようになったと実感してます。)
ではでは・・・本番も頑張れ私! 、「G.ベーム&アーティキュレーションの☆」を掴むまで!!
リベンジ??練習編~【速い楽章】(G.ベームのカプリチオ第3部) [発表会対策:鍵盤楽器編]
4月19日の発表会まであと5日でしょうか。
引き続きリベンジ練習録音です。
今回は、この第3楽章ですが、、(例によって子供の歓談声(今回は釣り談義)が入ってますが悪しからず。)
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やはり難しいですね、これ、大してリベンジ出来てません(泣)、、、だんだん集中力が切れて来て、ミス発生だけでなく、アーティキュレーションも次第に無くなってダラダラ流れる(メリハリが無い)演奏になってしまいますね、、、やはり最終楽章だけのことはありますねぇ(しみじみ)。。
ともあれ、「小食」と「クラヴィコード」効果は可成りの威力でして、以前よりも練習が楽しく(疲れずに)出来るようになって来たので、最後(最期?w)まで諦めずに頑張ろうと思います。
ではでは・・・頑張れ私! 、「アーティキュレーションの☆」を掴むまで!!
リベンジ練習編~【半音階のアーティキュレーション表現】(G.ベームのカプリチオ第2部) [発表会対策:鍵盤楽器編]
というわけで、4月19日の発表会まで残り一週間(7日)となりました。
今日は、前のレッスン内容を踏まえてリベンジ練習録音してみましたので、それをupしようかと。
今回は、この第2楽章の
半音階部分、特にこの矢印「↓」で示す、
3番目と4番目の音の間をオーバーレガート気味に(つまり「響きを濁らせて」)弾くアーティキュレーションを出すように練習&録音してみました。
例によって家族の話し声が聞こえてますが悪しからず(汗)。
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と言うわけで、 2楽章は何とかなりそうな気がしてます、、、問題は早い3楽章のアーティキュレーションと、1楽章の4声部を上手く弾ききれるかですかね、、、。
では、残りの期間を有効に練習できるように頑張りたいと思います。。。
頑張れ私! 、「アーティキュレーション・マスター」を目指すべし!!
それではまた♪
レッスン音源演奏その3~プレスト楽章~(G.ベームのカプリチオ第3部) [発表会対策:鍵盤楽器編]
>では次は、プレスト的な第3楽章ですね。これもまたアーティキュレーション論になりまして、先生のお手本演奏でのアーティキュレーションは素晴らしかったです。
・・・と言うわけで、チェンバロレッスンの簡易報告&音源upの第3回目は、標記&上記の通りです。折角なので、今回はレッスン内容の一部(つまり先生の解説コメント)もupいたします。
この楽章の主題である,この
「ドシドレドレミレミファミファ・・・」につき、練習段階では、
「ドシド/レドレ/ミレミ/ファミファ/・・・」 (註:「/」記号はアーティキュレーション(切れ目))
と弾いていましたが、今回のレッスンでは、更に細かく、
「ドシ,ド/レド,レ/ミレ,ミ/ファミ,ファ/・・・」 (註:「,」記号は微細なアーティキュレーション)
を入れた方がより良い、との御指摘を受けました。
先生曰く「こうすると(アーティキュレーションを細かく入れると)幾らでも速く弾けるようになる」
とのことでした。。。これはビックリ!!
そんなこんなで、今回もレッスン後のおさらい演奏をupしますが、ハッキリ言って上記指示通りには全然弾けていません(爆汗;;;)、、、やはりこの課題は最も難しかったです、自分にとって。 最後の先生のコメントがそれを良く表しているでしょう。。。ではどうぞ。
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そんな訳で、チェンバロマスター(というかアーティキュレーションマスター?(笑))への途は未だ未だ先が長い感がありますが(汗)、本番まで一週間ちょっとありますし、頑張って練習したいと思います。
それでは、、、アーティキュレーションマスター目指して・・・頑張れ私!♪
【半音階表現編】レッスン音源演奏その2(G.ベームのカプリチオ第2部) [発表会対策:鍵盤楽器編]
チェンバロレッスンの簡易報告&音源upの第2回目である今回は、
この(いわば第2楽章ともいうべき)展開、特に(階名読みで)「ド・レーレミーーファソーーー」と上昇する新たな主題の「ミ」の辺りから付随して「ドーシ♭ーラーラ♭ー」と下降して演奏される「半音階的対主題」をどのようなアーティキュレーションで弾くか?がポイントとなりました。
これにつき、結論から書くと、半音階部分、特にこの矢印「↓」で示す、
3番目と4番目の音の間をオーバーレガート気味に(つまり「響きを濁らせて」)弾くと、より半音階らしく聞こえる、ということです。
また、(上昇する)新主題の「最初の音の音価」も問題でして、これは弾く速度によっても異なるで
しょう、とのことでした。イメージとしては、弾く速度が速いほど(より)短くなる、というところでしょうか。
なお、演奏時間につき、当初は「6分以内で弾くこと」が必須かと思い、その場合この楽章を速めに弾こうかなと思ったので、その旨質問してみたところ、(6分台であれば)多少オーバーしても全然OKとのことでしたので、思わずほっとしました(あぁ良かった(笑))。ちなみに今回の「おさらい演奏」は6分半くらいでした。
以上を踏まえて、おさらい演奏の第2部を聴いてみましょう。
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いやぁ余り上手く出来てませんね(汗)、、というか頭がパニクってミスってますね(汗)
要するに、
アーティキュレーションを変えること=すなわち=(それまでの)自分の意識(ないし「価値観」)を変えること
でして、第1部もそうでしたが、それまで練習して(血肉化しかかっている)アーティキュレーションを急に変えようとすると、このように「今まで弾けていたところでも(環境の変化に脳が付いて行けずに)ミスってしまう」という現象が生じるのが面白いところです(「楽器が違う」ところも結構大きな要因ですが・・・本当、先生宅のこのブルース・ケネディ作の楽器は凄くタッチが軽い&反応が良いです。イメージとしては「ゴルゴ13が使っているライフル銃」のような感じでしょうか(笑))。
では次は、プレスト的な第3楽章ですね。これもまたアーティキュレーション論になりまして、先生のお手本演奏でのアーティキュレーションは素晴らしかったです。
それではまた♪