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レッスン音源演奏その1(G.ベームのカプリチオ第1部) [発表会対策:鍵盤楽器編]

先日(4月4日(土))、チェンバロの中村先生に、次回発表曲であるこの

 IMG_8078.jpg

 ゲオルク・ベームのカプリチオ(ニ長調)のレッスンに行ってきましたので、その簡易報告&音源upを3回に分けて行おうと思います。
 (以前に何回も繰り返し書きましたが)、チェンバロでのレッスン内容の中心事項(メインテーマ)は、やはり何と言っても「アーティキュレーション論」になる訳でして、これは要するに、主題や各部の「音価(伸ばし具合、切り具合など)」をどうするか、どのように演奏表現すべきか? ということですね。

 例えば、この曲のメインの主題「ドドレレミレミファソソ・・」につき、レッスン前の練習では、

ド(・)ド(・)レ(・)レ(・)ミレミファソ(・)ソ(・)   (註 (・)はノンレガート
のようなアーティキュレーションで弾いていましたが、レッスンでは、「もう少し重い感じに表現した方が良いでしょう」ということで、
ド(-)ド(・)レ(-)レ(・)ミレミファソ(-)ソ(・)
   (註 (-)はレガート気味
のアーティキュレーションにすることになりました。

 では、レッスンの最後におさらい的に弾いた演奏(いわゆる「使用後」演奏w)の第1部をupしてみましょう。楽器はブルース・ケネディ(米)製作によるジャーマンタイプ一段鍵盤チェンバロで、調律は(おそらく)1/6ヴァロッティでしょう。

いかがでしょうか・・・アーティキュレーションを少し変えるだけで曲の雰囲気が大分変わるように感じますね(ですよね?)

では次回は第2部です。次は半音階的な対主題が出てきまして、この半音階的な雰囲気を(アーティキュレーションを工夫して)如何に醸し出すか? がポイントになるなぁと感じました。

それではまた♪


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