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通奏低音レッスン音源(その1)~BWV1034の第3楽章~ [発表会対策:鍵盤楽器編]

いよいよ8月も終わり&9月到来ですが、このところずっと涼しい日が続いてますね・・。

 今日(日曜日)は長久真実子先生による独奏&通奏低音のレッスンがあり、今回も録音音源公開の承諾を頂きましたので(感謝!)、その模様などを記事にしたいと思います。

   通奏低音右手伴奏につき、前にポイントを書き出しましたが、
 「楽譜に指示されている数字(に該当する)音」は、「必ず弾かなければいけない性質のものではない」はず、特に、数字該当音が旋律パートに出現する場合、弾かない方が良いケースも多いはず・・等につき、書くべきか迷った(=今ひとつ自信が持てなかった)のと、「そもそも作曲者(バッハ)自身はどうだったのか?」につき疑問が生じましたので、今日のレッスンで質問してみました。
 それがこのやりとりです。


 ・・・なるほどですね。
  「バッハの曲の通奏低音の「数字」は、そもそもバッハ自身が書いたものではなく、印刷屋お抱えの学生が書いた可能性が高い」というのは目から鱗でした(エマヌエルの情報も貴重ですね)。やはり疑問に思ったことは遠慮せずドンドン質問しないとアカンですよね(笑)。

 次に、前回、
>次回は、この第3楽章(=分かり易い方の曲)の
IMG_7771.jpg

>右手の音を実際に入れた音源をupする予定です(それか、レッスンの模様を録音してupすることもあるかも)。
 ・・と書きましたので、それに行きましょう。現状での右手音の書き込みがこんな感じです。
IMG_BWV1034の3楽章.jpg
 前回予告しました「持論」を書きますと、要するに、旋律パートと低音パートとで「2声」ということは、3和音構造(例えばドミソ)の内の「何か1つ(例えばミ)」が足りない訳ですよね。
 なので、まずは「その足りない一つが何なのか?」を把握することが大事だろうと思いました。そして、その「足りない音」を中心に右手音を補えば良いのではないか(少なくとも和声的には美しくなるであろう)、というのが「持論」です。

 で、この書き込み楽譜をベースに先生が右手即興の模範演奏をしてくださいましたので、それをupします。
 (余談付記:なお残念なのは、私のICレコーダー(SONYのICD-UX534F)が直前に壊れてしまい(泣)、今回の一連の音源は家内Sの「会議用」ICレコーダー(O社製)で録音したため、会話は凄く明瞭に録れている一方で、楽器音の音質が悪い(勝手に録音レベルが上下している?)ってことですね、、逆なら良かったんですが(汗))

 ではどうぞ。


 最後に、先生による「バッハ賛」です。


では長くなってきましたので、続きは次回ということで。

 次回は、この第3楽章の後半についての先生の即興例、ホ短調の第1楽章(一部)の先生の即興例、通奏低音のまとめ(総括)の言葉についてupしたいと思います。

 それではまた、、、ごきげんよう、さようなら


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